狭小戸建てやマンションの悩みといえば収納。
ホテルライクや欧風家具に囲まれたオシャレな生活が送りたい!と思っても、収納するスペースがなく、家族が増えると物が増え続けていくのが悩みですよね。
家族内で「捨てるVS捨てたくない」バトルが勃発している方も多いのではないでしょうか。
そこで、捨てたくないものや出番が少ないものの収納に注目されているのが、トランクルームです。
限られたスペースを賢く活用し、すっきりした部屋で居心地のいい環境を整えることができます。
この記事では、トランクルームのサービスや料金、メリット、注意点などについてご紹介します。
トランクルームを検討されている方や、荷物の収納でお困りの方は、ぜひ参考にしてください。
トランクルームとは?
トランクルームとは、普段はあまり使うことがない荷物や捨てられない荷物などを保管できる施設のことです。
「どんなものを預けられるの?」「どんな風に預けるの?」と気になる方もいらっしゃるでしょう。
トランクルームを利用されている方は、以下のアイテムの保管をされている方が多いようです。
- スキーやスノーボード、ビニールプールなどの季節用品
- キャンプ・アウトドア用品
- アルバムや結婚の記念品
- ストーブや扇風機などの季節家電
- 楽器
- 書籍
- 季節の衣類
- サイズアウトした子供服やおもちゃ
トランクルームに保管される荷物は、時々しか利用しない、またはめったに利用することはないけれど捨てられないものなどです。
トランクルームは、自宅の収納スペースに収まりきらなかった使用頻度の低い荷物を、長期的に保管できます。
トランクルームの種類
トランクルームには、屋外型と屋内型、宅配型の3つの種類があります。
どちらも収納に困った荷物を保管できる点では同じですが、施設の設備やそれぞれに合った荷物の種類が異なります。
収納する予定の荷物や目的に合ったトランクルームを選ぶことが大切です。
屋外型のトランクルーム
屋外型のトランクルームは、都市郊外などにあるコンテナ型の収納スペースで、多くはトランクルームに車を横付けして荷物を収納することができます。
大型から小型の荷物など様々なタイプの収納が可能で、引っ越しやリフォームの家電や家具の一時保管にもおすすめです。
サイズが大きいトランクルームでは、大型家電やバイク、自転車、資材なども保管できるところもあります。
屋内型のトランクルーム
屋内型のトランクルームは、都心部のビル内などにあり、防犯カメラやセキュリティが整っているところが多いです。
施設によってエレベーターが設置されているところや事務所として利用できるところなど設備は様々です。
ひな人形や五月人形、扇風機など比較的小型の荷物を預ける方が多くみられます。
また空調システムが完備している施設が多いので、デリケートな衣類や書籍、書類などの保管にも適しています。
宅配型のトランクルーム
コスパが良いトランクルームとして、近年注目されている宅配の収納サービスです。
荷物の保管だけでなく運営会社によって荷物の撮影やクリーニングなどのオプションを選ぶことも可能です。
屋外型や屋内型のトランクルームと大きく異なる点は、自分で荷物を預けに行かなくていいことです。
不要な荷物を指定のダンボールに入れて送るだけなので、全国どこからでも利用でき利便性に優れています。
また、24時間365日空調完備されているので、デリケートな衣類や靴、書籍の保管にぴったりです。
荷物の取り出しはホームページやアプリから申し込みをすれば、最短翌日に自宅まで配送してもらえるので、早く手元に欲しい方も安心ですね。
トランクルームの値段って?
毎月利用するとなると気になるのが「トランクルームっていくらかかるの?」ですよね。
ここでは、屋外型・屋内型・宅配型のトランクルームを利用したときにかかる値段についてみていきましょう。
トランクルームによって値段は大きく変動する
屋外型・屋内型のトランクルームの料金は、地域や利用するサービスによって異なりますが、一般的には月額数千円から数万円程度です。
具体的には、以下の要素によって料金が変動します。
トランクルームのサイズ
広いトランクルームほど料金が高くなります。
立地
都心部や交通の便が良い場所にあるトランクルームほど料金が高くなります。
設備
エアコンやセキュリティ設備、エレベーターなどが備わっているトランクルームほど料金が高くなります。
契約期間
長期間契約するほど、月額料金が安くなる場合があります。
トランクルームで毎月必要な料金【屋外型・屋内型】
トランクルームの運営会社によって異なりますが、屋外型、屋内型ともに以下の料金がかかります。
- 月額利用料
- 管理費や保険料
初回支払い時には、月額利用料や管理費などに加えて契約事務手数料や初回保証金などがかかり、施設によって鍵代や数カ月分の利用料金などが必要な場合があります。
屋外型に比べて、空調やセキュリティが充実している屋内型の方が値段は少し割高なところが多いようです。
宅配型のトランクルーム料金体系
宅配型のトランクルームの多くは、指定のダンボール1箱につき月額料金が必要です。
月額料金は300円~1,000円程度でリーズナブルに利用できますが、荷物の取り出し時に送料がかかります。
屋外型・屋内型のトランクルームと比べると、月々の費用を抑えて利用することができます。段ボールに入る大きさの荷物なら、宅配型のトランクルームの方がコストパフォーマンスに優れているといえるでしょう。
トランクルームのメリットって?
ここではトランクルームのメリットについて3つみていきましょう。
スペース不足解消
自宅や事務所が狭いと、季節ものや趣味の道具など、収納スペースが足りなくなってしまいます。
トランクルームがあれば、必要な時に必要なものだけを取り出し、すっきりとした空間を保つことができます。
引越しやリフォームの荷物保管
引越しやリフォーム時に、一時的に荷物を預けたい場合にもトランクルームは役立ちます。
宅配型のトランクルームでは、預けた荷物を引っ越し先に配送できるところもあるので、運ぶ手間もかかりません。
しばらく使わない服や荷物を預けておけば、荷造りの手間やストレスも減りますね。
防災対策
台風や地震などの災害時に、大切な書類や思い出の品々を安全に保管したい場合にも、トランクルームは有効です。
自宅が被災しても、トランクルームに預けておけば安心です。
トランクルームを利用する際の注意点
トランクルームにはメリットがある一方で、以下のような注意点があります。
契約内容をしっかりと確認する
どのタイプのトランクルームにおいても、利用前には契約内容をしっかり確認することが大切です。
特に、契約期間や利用料金、解約条件、預けられない荷物の種類などをしっかりと確認しましょう。
宅配型のトランクルームでは、液体物や可燃物などは預けられず、食器や電子機器類、合成皮革、人工皮革などの易損品は補償の対象外となるため注意が必要です。
貴重品は持ち込まない
トランクルームはあくまでも収納スペースであり、貴重品を保管する場所ではありません。
セキュリティが安心のトランクルームでも、万が一の場合がありますので、貴重品は自宅などに保管しておきましょう。
定期的に荷物の状態を確認する
屋外型・屋内型のトランクルームを利用する場合は、預けてある荷物について定期的に状態を確認しましょう。
カビや虫食いなどの被害を防止し、定期的に人が出入りすることで防犯対策にもなります。
特にコンテナタイプの屋外型のトランクルームでは、空調が充実していない場合があります。
特に、デリケートな衣類や温度や湿度の変化に弱い書籍を保管する場合は、痛んでないかチェックすることが大切です。
収納の仕方を工夫する
屋外型・屋内型のトランクルームを利用する場合は、ラベリングや収納グッズなどを活用し、トランクルームのスペースを有効活用して保管しましょう。
自宅の不要な荷物をトランクルームに詰め込んだだけでは、いざ利用したい際にどこに何があるのか分からないといった事態を引き起こしてしまいます。
ダンボールに詰めて保管する場合でも、何が入っているか分かりやすく取り出しやすいようにしたり、無駄なスペースが出ないように収納していきましょう。
何を預けたか把握しておこう
屋外型・屋内型のトランクルームともに、自分が何を預けたのかしっかり把握しておくことが大切です。
いざ必要なときにすぐに取り出すことができないと不便を感じるでしょう。
一方で、宅配型のトランクルームでは、預けた荷物を撮影し、アプリやWebで確認できるので、何を預けているのかが一目瞭然です。
取り出す際も撮影された画像を見ながら選ぶことができるので、どこにあるのか分からないといった事態を防ぐことができるでしょう。
家の近くにトランクルームがない人は宅配型が◎
屋外型・屋内型のトランクルームを探している方は、できるだけ自宅から近くて設備が充実しているところがいいのが本音です。
インターネットで「トランクルーム 地域名」を検索すれば、比較サイトなどで利用可能なトランクルームの一覧や利用料金について説明されていますので、希望のトランクルームをチェックしみましょう。
しかし、近隣に屋外型・屋内型のトランクルームがない場合や月々の利用料金が負担になる方は、宅配型のトランクルームが利用しやすいでしょう。
以下で、おすすめの宅配型のトランクルームをご紹介します。
もうひとつのクローゼットを実現する「サマリーポケット」
サマリーポケットは、「サマポケ」といわれ、荷物の受け取りから保管までを一括して行ってくれる宅配の収納サービスです。荷物が必要となった時には、アプリからオーダーすれば、スピーディーに配送してくれるため、急な用事や予定変更があった時にも便利です。
シーズンオフの衣類や家電、アルバムなど普段使用しないアイテムを保管できるので、スペースの有効活用や整理整頓に役立ちます。
サマリーポケットの強みは以下の5点です。
保管環境
大切な荷物は、保管のプロである寺田倉庫とトランクルームの実績豊富な三菱倉庫で保管します。
保管環境は、24時間365日適切な温度と湿度管理にコントロールされ、カビの発生防止が可能です。
高レベルのセキュリティ
サマリーポケットの保管セキュリティは、有人管理や防犯カメラなどのセキュリティが充実しています。
荷物を保管している倉庫内は、専門スタッフのみが立ち入りできるシステムになっています。
多彩なオプション
サマリーポケットは、荷物をただ保管するだけではありません。
よりいい状態で保管するための様々なオプションが用意されています。
おしゃれ着保管
ボックスではなくハンガーにかけて保管
無酸素保管
無酸素状態で保管し、カビや黄ばみを防止
クリーニング
衣類や布団、ラグ、シューズなどのクリーニングが可能
シューズリペア
靴のヒールやソールを手作業で交換
選べるプラン
サマリーポケットのプランは、大きく分けてスタンダード・エコノミー・ブックス・大型アイテムプランの4つ。
スタンダードプラン
荷物を1点ずつ写真に撮り管理。クリーニングなど1点ずつのオプションが利用可能。
エコノミープラン
写真撮影をせずにボックスごと保管。人に見られたくない荷物や利用料を抑えたい方におすすめ。
ブックスプラン
本のバーコードを読み取り、表紙やタイトルなどを登録。1点ずつ管理可能。
大型アイテムプラン
スーツケース、ゴルフバッグ、スノーボードなど段ボールに入らない荷物も預けられます。
お財布に優しい料金価格
サマリーポケットの料金の価格帯は、330円~895円です。
最も安いのはエコノミーのレギュラープランで、高いのはスキー・スノーボード・ゴルフバッグなど大型アイテムを預けた場合のプランです。
1ヵ月1,000円以内で自宅の不要な荷物を預けることができるため、屋外型・屋内型のトランクルームよりも費用を抑えて利用できます。
サマリーポケットは、不要な荷物を預けて収納スペースを確保するだけでなく衣類の湿気対策にも活用できます。
利用は専用アプリからボックスの取り寄せや集荷、取り出しのオーダーを行うので、手間もかかりません。
自宅にいながら自分の都合に合わせて受け取りや保管ができるので、忙しい方も使いやすいサービスですね。
【サマリーポケット】
https://pocket.sumally.com/lp/purchase_kit
【まとめ】すっきり収納で居心地のよい家づくりをしよう
トランクルームのサービスや料金、メリット、注意点などについてご紹介しました。
月々の費用を気にして利用できていない方も多いかと思いますが、不要な荷物が多くて自宅の貴重なスペースを有効活用できていないのは家賃を無駄にしているのと同じ。
泣く泣く断捨離して後悔したくない方や思い出の品物を大切に保管したい方は、ぜひトランクルームを検討されてみてはいかがでしょうか。
今回ご紹介したサマリーポケットは、思い立った時にスマホから荷物の出し入れができるので、自宅のクローゼットのように気軽に利用できます。
自分のニーズに合わせて上手に活用しましょう。